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人生は芸術だ

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第23回 人生は芸術だ  "Life is Art"   「話すことと書くこと」

Posted Date:2010/03/10(Wed) 21:21

 

話すことと書くこと

 

 

 

週に一度、約2時間位は、帰宅途中にある八幡町TSUTAYAに立ち寄る。どの書店でも同じように見られる光景ではあるが、店の中央には現在ベストセラーとなっている本が整然と並び目に留まる。

 

 

私は週刊誌コーナーにはじまり、スポーツ、歴史書、経営、ファッション誌という順で新刊を中心に見て回る。あまり深く考えたことはなかったのだが、気付くと回る順番や表紙の一行を必ず2度反復して読む習慣が身に付いていた。表題で出版社や雑誌社が今の時代をどの様に読んでいるのか。それは、注目の売れるキーワードにつながってゆく。このような習慣は私自身、HPのコラム連載を継続することにより身に付いた本能的な感覚だと思う。

 

久しぶりにTSUTAYAに隣接しているイタリアンレストラン「DiVERDE」に入る。注文した料理が出来てくる間に、書くことの重要性と話すことの相違を整理してみた。身の回りにある話すこととは、扱う人間の裁量、立場で大きく様変わりしてゆき、勝手に操作されてゆく。時には変な噂が飛び交い、発端まで遡って聞き調べてみると、話が嘘を大きくしてゆくきらいが見受けられる。そしてそれは人間不信となってゆく危険をはらんでいる。それに対し、事実と意見を「書く」という作業は、情報をある一人の視野から固定化することにつながる。その事は何よりも受け取る人々への最大の配慮である。

 

 

この様に考えてゆくと、書いて判断する作業はとてつもなく重要なことだと思う。

 

 

私はHPで「人生は芸術だ  "Life is Art"」を定期的に発信できる(書ける)ことに無上の喜びを感じている。

 

久しぶりに口にするパスタとコーヒーの極上のうまさを皆さんにも是非分けて上げたい思いである。   

 

 

 

 

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第22回 人生は芸術だ  "Life is Art"   「風に立つライオン」

Posted Date:2010/03/01(Mon) 21:21

”風に立つライオン”

 

 

さだまさしさんの 「風に立つライオン」 という歌がある。

歌詞は著作権の関係で本サイト掲載することができないので下記リンク先を参照して頂きたい。

 

 

さだまさし作詞作曲「風に立つライオン」

→ http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=50454(無料歌詞検索サービス)

 

この歌で何人の若者が医師を志したであろうか!

 

これは、さだまさしさんの友人である医師の柴田紘一郎氏(現宮崎県立、日南病院院長)がケニア州立クラール病院に勤務していた2年余りの体験を綴った歌だという。少年の頃、シュバイツアーに憧れ、本当にケニアへ巡回医療の医師として出掛けていった。マラリアが蔓延し、薬剤も医療器具もない現地での診療は困難を極めた。しかし生命に対して敏感な先生は患者と真摯に向き合い、共に闘った。そして、どんな状況下であっても助かろうとする意志がない人は助けることが困難であることを知る。

 

満天の星の見守る大自然のもと、極めて優秀な外科執刀医は生命の尊厳さと対峙した。同時に生きることは、人が助けることではなく、神が助けることを知る。

 

まさしさんの感性は、氏の恋人への優しさも余りなく伝え、現代人の心の不摂生こそ魂の脂肪となっていることを警告として歌に託している。

 

そんなケニアの大自然の中で神と共にあった先生の一片を印したこの歌を小山高生先生に紹介された。

 

「職業に貴賎はないと思うけど、生き方に貴賎はありますね」という先生の言葉は、強く私の胸を打った。

 

 

 

 

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第21回 人生は芸術だ  "Life is Art"   「想えば叶う」

Posted Date:2010/02/19(Fri) 21:21

 

「想えば叶う」 ~夢を実現するために~

 

 

 私が勤務する聖和学園は一宗一派に偏らない全国の高校でもめずらしい仏教主義(お釈迦さまの教えを教育方針とする)の学園である。なかでも4月8日(降誕会・お釈迦さまがお生れになった日)、12月8日(成道会・お釈迦さまがお悟りをひらかれた日)そして2月15日の涅槃会(お釈迦さまがお亡くなりになった日)は仏教三大行事といわれている。例年涅槃会はキャンパス毎に行われていたが、今年は仙石線榴ヶ岡駅に隣接する仙台サンプラザホールで薬師堂・三神峯両キャンパス合同で開催された。

 

 式典の部に引き続き、講演の部は著名な脚本家、小山高生先生を招いて、表記の演題で行われた。日本には約100名程のアニメ脚本家がいるが、先生はそのうちの約40名を超える門下生を育てている。もじどうり、日本を代表するアニメ脚本家である。主な代表作は「パーマン」「フクちゃん」「ドラゴンボールZ」等といった日本アニメ史に残る名作である。講演は62才という年齢を感じさせないエネルギッシュな内容でとてもわかり易かった。そして独特の語り口で話される内容に、先生の人生観、価値観を垣間見ることができた。12年前の1997年11月に大腸がんを患いながら、身体障害者(人工肛門を装着している)となるも、常に前向きな姿勢を貫き大好きなアニメに挑戦し続けている魅力的な姿に生徒もどんどん引き込まれていった。

 

 

皆さん一度きりの人生です。「貴い生き方をしましょう!」と話され、想念(相+心=心の姿)(念=今+心=今の心)

それは今の心の姿が今のあなたなのです・・・・・どの様な人間になりたいかという想いがあってこそ行動に移るものですと話された。

 

私はその言葉を聞き人間は情緒や感性が優れていくと、研ぎ澄まされ、行動が言語化されていくものであると感じた。

 

公演後、同僚の飯田先生と学校へと戻りながら、先生の話を思い浮かべ私が取り組んでいるサッカーに重ね合わせた。

 

 

そしてもしかすると日々のトレーニングは・・・・

 

うまいプレーをするためのものではなく愚かなミスを繰り返さないためにするものなのかもしれないと強く感じた。

 

次回の人生は芸術だ"life is Art" は小山高生先生の講演の中で紹介された、「風に立つライオン(さだまさし 作詞 作曲)について詳しく書く予定です。

 

 

小山高生氏について・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E9%AB%98%E7%94%9F

 

小山高生氏ブログ・・・・「ぶらざあのっぽ・のっぽの雑感」

http://www.brother-noppo.com/essay/zakkan/index.php?y=2010&id=142

 

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第20回 人生は芸術だ  "Life is Art" 

Posted Date:2010/02/08(Mon) 21:21

 

教訓

 

 

 私事であるが、一昨日2月5日は私の長男の31回目の誕生日であった。31年前の2月5日も今年と同じ寒波(とても寒い日)だったので鮮明に記憶にある。というより、翌2月6日の未明、午前0時26分の帰宅で家内の両親が自宅前におり(子どもの無事出産の報告と私の帰宅を待っていた)、その時のあきれ顔がいまだに忘れられない。5日の午後8時7分に出産だったというから、両親は9時過ぎまで病院にいて、それから3時間以上車内で待っていたことになる。

 

 

 記憶をさかのぼってみる。その日は一般入試の合否判定会議が終わり、体育教官室に戻る。帰宅直前に大学時代の同級生から電話があった。教員研修会で仙台にいるという。家内の一両日中の出産も気になっていたが、不謹慎と思いつつ、早速待ち合わせをし地元にいる同僚を集い5人で飲み始めた。今の時代の様に携帯電話、メールでの連絡が取れる訳でもなく、時を忘れるが如く、学生時代のたわいもない話に夢中になった。

 

 

 ふと時計を見ると0時を回っているではないか!!即解散、急いでタクシーをひろい自宅前で見慣れた車を見つけた途端、一気に酔いが醒めた。

 

 

 

 寒々とした部屋でストーブに灯を点けながら、かじかんだ手でお茶を差し出す。義母は誰に話すでもなくつぶやいた。「精一さんにも誕生日があるでしょう!時が過ぎればあたかも一人で生まれた様に自分のお祝いに変わってしまう。でも、その日は貴方を生んでくれたお母さんが一番大変だったことを忘れないで下さいね」と。

 

 

 

言葉につまった。以来、長男の誕生日は、私の苦い思い出となり教訓となっている。

 

 

 

 私達のチームは幸いにも遠方から多くの選手が越境入学している。例年、全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会が新春1月上旬に行われるため正月に帰省することが出来ない。そのため、一般入試が行われる2月上旬に帰省するのが慣例となっている。

 

 

 約一週間の入試業務期間に練習も出来ないので、私が18年前に作製したDVD、今回佐々木コーチが作製したDVDをコマ送りで鑑賞しなおした。そのDVDには不変のものが盛りだくさん有り、あらためて育成の大切さを痛感した。

その分析した内容について「聖和式カンテラとバルサのサッカー」という別ページで取りまとめた。是非こちらもご覧になって頂きたい。

 

リンク→聖和式カンテラとバルサのサッカー

 

 

 

 

 

 

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第19回 人生は芸術だ  "Life is Art" 

Posted Date:2010/01/29(Fri) 21:21

 

継承と伝達

 

 

 

 

 

昨年7月に私たちのクラブ(聖和学園高等学校女子サッカー部)はHPを立ち上げた。それは私たちが25年にわたって取り組んで来たサッカーに対する真摯な思い、考え方を広く多くの人々に知ってもらいたいからである。同時にHPを通じ、皆様の意見に耳を傾け、100年後にも輝きを失わないチーム作りをしたいという願いでもある。

 

春浅き昨年4月、田中滋氏の著書「常勝ファミリー鹿島の流儀」という一冊の本と出合い、ビジョナリーカンパニーという言葉を知った。「ビジョナリーカンパニー」とは1994年、米スタンフォード大学教授が著した経営書であり成功を収めてきた企業概念の一つで「先見的」「未来的」という意味がある。詳しくはFC.SEIWAの100年構想に記してある。

 

 

 

 

 

今回のコラムは、四半世紀にわたるチーム作りの経緯の中でメカニズムに疎い私が、一つの発見をきっかけに約3ヶ月の日時をかけて1本の教育ビデオ作りに取り組んだエピソードを紹介したい。

 

 

 

 

新しい発見は昨日のことのようにまだ鮮明に記憶に残っている。

 

それは1992年、18年前の11月16、17日の両日である。家と学校で観戦した一日違いの、1982年スペ インW杯準々決勝(ブラジルVSイタリア)、そして1988年の欧州選手権決勝(西ドイツVSオランダ)の一シーンであった。反射的に前日自宅で観たビデオを学校に持ち込み観ていると感じた。強烈な刺激に頭を整理する。

 

ゲームの内容が全く違う2本のビデオのプレーは全く制限を受けない3人目の選手の派生、言うなればA-C-B、A-B-A-C-Bを発見したことから始まった。サッカーはワンサイドカットに代表される様に、足で扱うが故にボールを保持した時点でプレーに制限を受けるのが当然であったスポーツで自由に選択肢を提示できる3人目のプレーは鳥肌が立つほど新鮮であった。

 

そして全国の友人からかき集めた473本のビデオには、視点を変えて観ると多くの教材が詰まっていた。以来多くのゲームを観戦するにつけ、良いプレーを成功させるには、ある共通の法則、条件が不可欠であるという結論に至っている。当時発見した5項目は①3人目②落とし受け③横ポスト④前流れ⑤後ずさり の5点である。それらの造語は私の感性であるが、下記にある様にどんどん増え続け、今も感じたままの言葉となっている。

 

 

 

 

 

奥軸、中軸の3人目 軸なし3人目 パス当てGO 横三縦三斜三、すくい上げ 半タッチ 半々タッチ 360゜ターン 遊び場 フェイクバック バックフェイクバック 切れ目受け 切れ切れ目受け 切れ目から切れ目へ移動 背中回り シールドターン ダブルポスト カベパス12345 4M判断 ゆっくりはやく はやくゆっくり へそ向き反対 漂い 向き変え 初動反対 横止め

などである。

 

 

 

 

 

ベータ・VHSの機種の違うビデオから主とするプレーのカウンター表示を一つ一つ選択し、大学ノートに分類ごとに記した。

抜き出し作業には莫大なビデオ観戦と、膨大な編集が3ヶ月にわたり待っていた。

 

 

 

そしてそれは18年の時を経て、今回、佐々木好人コーチが編集したFCバルセロナのエルドリームチーム時代を中心とした歴代1001ゴールから抜粋したゴールシーンのビデオに継承集約されていく。

 

 その編集されたバルサのビデオは、現地スペインから様々な方法を駆使し取り寄せられた素材により構成されており、まさに私が18年前に見た多くのゴールシーンと同一の原理原則により発生した114ゴールが編集してあった。特に単独のチームがポゼッションをベースとし相手を崩す条件を全て満たしゴールを生み出していることには改めて驚かされ、胸がワクワクした。

 

 

 

 

 

サッカーはトレーニングにおいて戦術・技術・体力・精神力の4つが同時に存在するものでなければ意味がないと考えている。どの様な絵を描きたいのか。構想があり、その実現のために技術は存在する。

 

 

 

 

 

 

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