人生は芸術だ 2010/11
第39回人生は芸術だ 「クリエイティブ(Creative)」
投稿日時:2010/11/11(木) 21:21
クリエイティブ(Creative)
私が愛してやまないフットボールの世界では、クリエイティブという言葉が頻繁に飛び交う。クリエイティブというと一般的には個人的創造、独創的と思われがちだが私は一度もそう思ったことはない。
1993年、「スポーツ文化の振興」を理念として、Jリーグがスタートした。日本サッカー協会が世界を視野に入れ、トップチームを頂点とした一貫指導による選手育成を図る、そして地域社会と手を取り合って活性化を図り、発展に寄与することを目指した。以後技術委員会でも、1996年3月にU-20日本代表、U-17日本代表が世界で戦った結果を受け、世界のトップレベルとの比較、ユース年代と強化、育成と一貫指導の重要性、世界基準の課題の抽出、といった設定の基軸を明確に示した「強化指導指針」なるものを発刊した。
私も東北の技術委員として、新用語の解釈に努めた。それは、ダイレクトプレー、ボディーシェイプ、アイコンタクト、ワンタッチコントロール、パススピード、そしてクリエィティブ等々の用語だった。特に総括的なクリエィティブという言葉には深い意味合いがあると思った。
技術をベースに判断の上に成立するフットボール。シンプルが故に奥が深い。例えば、攻守の切り替えの早さという一例をとっても、目に映る足の速さや、動きの速さだけでなく、内面的な察知力や予測能力、そして予知能力と判断が攻守の切り替えの早さを示している事に気づかされる。ならば、クリエィティブな選手の育成とは、選手を個人で囲うことではなく、多くの人間が関わり、意見を出し合い共有する作業をチーム全体で考えてゆくものだと思ってきた。常に指導者、選手同志がトレーニングを通じ、じっくり関係を深め合い、お互いに理解してこそ、良いフットボールを生み出せる。これこそ私のCreative(クリエイティブ)の答えであり、信念であった。
2010年南アフリカワールドカップで優勝したスペイン代表でも現状のままでは、次回の大会で優勝するとは考えにくい。常に進化を遂げ続けるフットボールの戦術において、堪えることなく研究を続ける事と同時に信念を持つ事の大切さを痛感している。
好人コーチ、天本コーチ、聖和に携わるあなた達が考えるフットボールこそがフットボールと思えば良い!!

左上から、1977年に聖和学園に勤務して3年目に購入した菱屋のレジメンタルのボウタイ、他ピンドッド、ペーズリー、ポームスパン、マドラスチェック、サッカー地のボウタイ、多くのパーティで活用してきた。
第38回人生は芸術だ「Never too Late」
投稿日時:2010/11/02(火) 21:21
「Never too Late(遅すぎる事はない)」
一昨日まで福島県福島市十六沼公園グランドで、第14回全日本女子ユース(U‐18)選手権東北地域大会が開催された。チームは2年連続9回目の優勝を遂げる事が出来、新年1月3日から熊本県での全国大会へ東北代表として出場する。
大会には遠方から多くの御父兄が応援に来てくださり、沢山の差し入れ(雨に負けない位の熱い思い)を頂き、選手共々、本当に感謝の念でいっぱいである。チームのスタメンの約半数ががアクシデントの怪我による離脱、厳しい状況でのゲームが続いた。しかし、3年生を中心とした粘りと頑張り、そして応援団と選手が一体となってチームに勝利を呼び込んでくれたものと感じている。だが、結果こそ出せたがポゼッションを身上とするチームがスペースを与えセカンドボールを奪われる辛さ、そしてキャリアが浅い選手のゲーム出場。チームの底上げの大切さと、結果を求めるはざまでの厳しさを痛感した。「変化が常」というサッカーで相手チームのリズムになると、ゲームの流れを読む力、感じる力が不可欠になる。キャリアの無さが、セカンドボールを奪われ相手に再度攻撃のチャンスを与えるという点に繋がっていた。日々のトレーニングでは身に付いていると思われる簡単なプレーが実践では微妙な修正を強いられるのか、思う様に出来ていない。
トレーニングは実践の為にある。しかし、最も大切な事は、選手が自分自身で工夫し、自分で考え、苦労して得たプレーのみが自分のものになるという点に尽きると思う。本物を得る大切さを改めて教えられた大会だったと感じている。
幸運にもチームは12月5日からの全日本女子選手権、新春の全日本ユースとこれから2つの全国大会を経験出来る機会がある。大会では“何が出来て、何が出来ていないのか?をしっかり認識出来る様、そして今後の躍進の大いなる糧となる大会にしたい。常に可能性を信じ、意欲を持ち、失敗を恐れず、器を広げる視点さえ磨き続ければ必ずや大きく変貌する。
Never too Late(遅すぎる事はない!!)
私も気がつけば、自然に先日の全日本女子選手権、そして今回のユース選手権と熱い采配を振るっていた。
改めて感性とは、人が感じる事よりも喜びや悲しみを少しだけ多く持つ事だと思っている。
下記は先日行われた体育祭で仮装した際の一枚
生徒が着せ替えてくれた↓

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